審判は減るものではなく増えるもの 「絶対に4人」ではない!

こんにちは、メルマウです。

先週は3試合審判をする機会がありました。
そのうち2試合は社会人硬式のオープン戦を2人制で塁審、もう1試合は企業様主催の草野球リーグ(いわゆる私設リーグ)の決勝戦で、1人制でした。
いずれの試合からも多くの刺激を受けられる、充実した1週間でした。

さて、硬式野球の試合の2日目、相方とシートノックを眺めながら作戦会議をしていたところ、ビジターチームのスタッフさんらしき人から、「やることないんで審判やりましょうか」と話しかけられました。
そこで相方が、「2人制をやりたいので」という話をしたところ、「そういうのがあるんですか!」と言われました。
「審判の基本がすべて詰まっているのが2人制なんですよ」と続けたところ、「へぇ、4人じゃないんですね!」との反応が来ました。

確かに日本では、「野球の審判は4人」というのが一般的なのかもしれません。
ですが、ルール上は1人いればOKなわけで、その中でも2人制は審判の基本がすべて詰まっている、素晴らしいシステムです。

まだまだ浸透していないな、と感じる出来事でした。

ちなみに日曜日の1人制の試合では、開始前に水撒きをしました。
まだ3月なのに…(笑)
それでも途中から風が強くなってきて、完全に砂かぶり状態。この際にと思い、昨日は道具をまとめてお掃除しました。
選手同様、メンテナンスは欠かせません。

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コメント

  1. 審判講習会を2人制でやればよいと思います。
    まずはJSBBから提案してみます。

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コメントありがとうございます。

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