審判に個性は必要か 接客業にヒントあり?

こんにちは、メルマウです。

今回は、審判の個性について記していきたいと思います。


物事を行うには、何事も基本があります。これは審判も同様です。
野球の審判法にも基本があり、それは審判を始める人であれば誰でも通る道です。

プロ野球の試合を見ていると、彼らには様々な個性があることに気づくでしょう。
ストライクコール1つにしても、人によって異なります。
彼らはあくまでも基本をマスターした上で、審判長や技術指導員のお墨付きであのようなジェスチャーを披露しています。

では、われわれアマチュア審判についてはどうでしょうか。
アマチュア審判の多くは、何かしらの組織や団体に所属しており、そこではそれぞれのやり方があると思います。インターネットでそのマニュアルを公開している組織もあります。基本的にはそのやり方に準ずる形で審判をしている方がほどんどです。

しかし最近、都市対抗野球や社会人野球日本選手権を見ると、自分なりのやり方で審判法を披露している方も見受けられます。僕はこのことと接客業に大きな共通点があるように思えます。

僕は昨年9月までの約1年間、とある飲食チェーンでアルバイトをしておりました。
チェーンの接客業の多くはマニュアルがあり、多くの従業員はそれに基づいて業務にあたっています。
それでも無難な営業はできると思います。ですが、多くのメディアに取り上げられるような話題になるお店や、常に行列が絶えないようなお店には、何かしらの面白い、独特なポイント=個性があるように思えます。
もちろん、それは絶対に必要であるわけではありません。

野球人気が右肩下がりな今こそ、アマチュア野球にももっと色々なポイントがあっていいと思います。審判もそのうちのワンポイントです。
もちろん、それも絶対に必要であるわけではありません。
でも、たまたま野球を観る機会を得た人が、たまたま審判に目が行き、そこから野球に興味を持ってくれる、そのきっかけになればうれしいですね。

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