「お父さん審判」「選手審判」の意義

こんにちは、メルマウです。

今回は「お父さん審判」「選手審判」について思うところを記していきたいと思います。


僕は時々、とあるカテゴリーの非公式戦で球審をやらせていただくことがあります。
その時に審判は自分一人しかおらず、ほかの塁審は生徒さんがやることがあります。

残念ながら彼らは普段審判のことは学習していない子がほとんどであるので、実際に試合で僕らと同じレベルのアンパイアリングを期待することはできません。
彼らは飛球を2人で追ってしまうこともありますし、だからと言ってカバーリングが分かるわけではありません。ダブルジャッジなんて頻繁です。

試合において審判がトラブルを起こすことは避けなくてはいけません。
ですが、だからと言って「審判をやるならちゃんと勉強をしておけ」なんてその場で言ったって無理があります。

そこで必要になってくるのが、僕ら経験者(“本物の”審判?)による補助です。
どんなに各審判員(担当者)のアンパイアリング力が不足していたとしても、クルーとしてのアンパイアリング力は最低限保たなくてはいけません。
そうなると、普段よりも気を配る部分が増えますが、僕らにとってはこれもある種の訓練なのかもしれません。

想像したくもないですが、もし実際の試合現場で、突如フォーメーションが崩れてしまったら?飛球の判定が難しく、2人で打球を追うようなことが起きてしまったら?

それに備えた練習として、こういった現場でもクルーとしてのアンパイアリング力を保つことを意識した審判ができるといいですね。

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